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證誠寺
證誠寺は木更津駅西口から約600メートルの市街地に位置しているにもかかわらず、周囲を笹薮に囲まれ、松や杉、檜などが生い茂った趣深い寺です。
證誠寺と言えば「狸ばやし」でしょう。これは、月夜の晩に和尚さんとおはやしの競争をして、ついには腹の皮が破れて死んでしまった大狸のおかしくも哀れな伝説。
「しょ、しょ、證誠寺、證誠寺の庭は…」
また誰もが口ずさんだことのある「證誠寺の狸ばやし」は、大正8年にこの地を訪れた詩人・野口雨情が、狸ばやし伝説をもとにして作った詩に、中山晋平が曲を付けて発表し、以来愉快な童謡として全国で親しまれてきました。 |
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八剱八幡神社
八剱八幡神社は、JR木更津駅西口から徒歩およそ5分の市街地に鎮座しており、「八幡さま」の呼び名で親しまれています。
毎年7月第二土曜日と翌日曜日に行なわれる夏まつりでは、関東三大神輿の一つと言われる大神輿が巡幸します。若者たちが重さ1.5トンという超重量級の神輿を担ぎ上げ、市内を練り歩くさまはまさに圧巻です。 |
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光明寺
木更津駅西口徒歩1分という地の利の良さで、多くの観光客が訪れる光明寺。ここには、歌舞伎「与話情浮名横櫛」でお馴染みの、切られ与三郎の墓があります。与三郎のモデルとなったのは、山武郡増穂村(現大網白里町)の紺屋の次男・大吉で木更津の紺屋で働いていた職人。のちに長唄の太夫・四代目芳村伊三郎を襲名。舞台で看板にしていた体の傷跡が八代目団十郎の目にとまり、その来歴をもとにして、鶴屋南北の門下・三世瀬川如皐が狂言に書き下ろしました。 |
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